Camphor
February 2011
Designed by Nick Job/Monotype Imaging
リリースされたばかりの新書体で、早くも好評のようです。
モダンで整った、カリグラフィーのような非対称性やオールドスタイルの特徴の傾いたストレスを排除したサンセリフ書体。JohnstonやGill Sans、そしてAdrian Frutigerを研究した結果が反映されています。
スッキリと洗練されたイメージになっています。
特徴・見本は
Camphor - Fonts.com
Camphor
購入は
Camphor™ Complete Family Pack - Fonts.com
Rameau
February 2011Designed by Sarah Lazarevic/Linotype Corp.
イタリック体から開発が始まったという新書体。
18世紀の作曲家ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau)のオペラ「イメンとアモールの祭り、またはエジプトの神々(Les fetes de l'Hymen et de l'Amour, ou Les dieux d'Egypte)」の楽譜にある歌詞に由来しています。18世紀の楽曲は手彫りのカッパープレートで印刷されていたそうで、それ故イタリック体でかつ合字の多い書体になっています。
特徴・見本はRameau - Font News
購入はDownload Rameau Font Family - Linotype.com
Novel Sans Pro
2011Designed by Christoph Dunst/Büro Dunst
ヒューマニスト系のグロテスク書体。
グリフ数は1020(!)あり、代替字形などが豊富に揃っています。
FrutigerやVialogの系統と云ったら良いでしょうか、サイン・ディスプレイにも向いていそうです。(小文字gの字形が「二階建て」(double-storey)なのが気になりますが。代替字形として「一階建て」(single-storey)が用意されているのかは確認出来ていません。)
特徴・見本・購入はNovel Sans Pro™ - Webfont & Desktop font « MyFonts
豊富なグリフの一例
今後も気になる新書体が発表されると思いますので、その時にまた紹介いたします。