先月および今月は、漢字関連中心に文字本が多めの月に。(日本語関連も多し)
そして懐具合は、侘びしい…。
eye 91今号の特集は「London Letters」など。 | |
すばらしき手描きの世界おしゃれなお店でよく見かける黒板にチョークで手書きされた看板やメニューなどの作品集。 | |
文字の博覧会―旅して集めた"みんぱく"中西コレクション (LIXIL BOOKLET)京都は中西印刷の先代である中西亮氏が世界中を旅して収集し、“みんぱく"こと国立民族学博物館に収められた「中西コレクション」書籍。現在、大阪はグランフロントのLIXILギャラリーにて展覧会が開催中。5月17日(火)まで。 東京は2016年6月2日(木)~8月27日(土)に開催予定。 | |
漢和辞典の謎 漢字の小宇宙で遊ぶ「漢和辞典」と「漢字辞典」は何がちがうのか?漢和辞典はなぜ頑固でひねくれ者に見えるのか?日本人のある欲求から生まれた「鰯」という漢字。「梟(フクロウ)」という字の恐ろしい由来を載せた辞典。「おおざと」「こざとへん」は「のぼりざる」「こざるへん」だった!?画数の多い漢字No.1はどこに載っているか?ある意味拷問…どう引いたら目当ての字に辿り着けるのか?キラキラネーム用辞典はこんなに昔から…。外国人が作った不思議な漢字辞典…etc. | |
書 - 筆蝕の宇宙を読み解く私たちはなぜ、書を美しいと感じるのか。東アジアの文化の根柢をなす書は、どのような表現構造をもつのか。具体的に数々の名品を鑑賞し、ときには指でなぞり「書く」行為の追体験をすすめるなど、さまざまな角度から「書」の魅力にせまる十二の講義。 | |
日本語通日本語はスリリングな情報と知られざる歴史の宝庫である。 | |
漢字と日本語読んだその日から、つい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。 | |
日本語を作った男 上田万年とその時代明治維新を迎え「江戸」が「東京」となった後も、それを「とうきやう」とか「とうけい」と様々に呼ぶ人がいた。明治にはまだ「日本語」はなかったのである。「日本語(標準語)」を作ることこそが国(国家という意識)を作ることである―近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。 | |
漢字廃止の思想史効率論や西洋型先端思想やナショナリズムに基づいて漢字を制限もしくは廃止する思想を思想史として総括した意欲作。 | |
祖父江慎+コズフィッシュブックデザイナー・祖父江慎の主立った仕事を「コミックス」「読み物」「ビジュアル」「コズフィッシュ以前」の4カテゴリーに分けて祖父江自らによる解説とともに一挙掲載。加えて本文フォーマットや造本の設定書なども多数収録、巻末にはコズフィッシュ以前から2016年現在までの全仕事を網羅したブックリストも併録。何よりも、装丁や組版の設計過程まで掲載されていて勉強になる。 |