Wednesday, 18 April 2012

【第1回もじ勉】ラテン文字レタードローイング勉強会開催のお知らせ

2012.5.19追記:訂正のご案内。文字を収める枠の寸法を、縦100mm、横150mm縦100mm、横225mmに訂正いたします。

2012.5.17追記:おかげさまで定員に達しましたので、募集終了とさせていただきます。


第1回ゴードン恵美レターカッティングWSで用意した
書体のAdobe Garamond Proをプリントアウトしたものを、
合評によって頂いた意見を元にバランスを修正したもの。

さて、しばらくぶりにイベントを開催することになりました。今回は、初の勉強会【もじ勉】を開催したいと思います。

この【もじ勉】の基本コンセプトは、『皆が講師で皆が生徒。』
つまり、皆がつくったものを皆でワイワイガヤガヤあ〜でもないこ〜でもないとアドバイスし合い、そのアドバイスを基に直し、そしてまたアドバイスし合う…、という流れで進めて行きます。ですので特定の講師はおりません。


今回は、2人展(神戸)の直前にも関わらず、特別ゲストとしてカリグラファー三戸美奈子清水裕子両氏も参加頂けることになりました。


で、栄えある(?)【第1回もじ勉】では何をするかと云いますと、以下の通り。


❖題目:
【第1回もじ勉】ラテン文字レタードローイング勉強会

❖内容:
予め皆さんにはラテン文字6文字程度の好きな単語(大文字のみ・小文字のみ・大文字小文字混植不問、言語も不問、書体もお好みで)を、縦100mm、横225mmの枠内に、A4サイズのトレーシングペーパーと鉛筆またはシャープペンで自分なりにバランス良く配置して手書きをしてきてください(文字内は塗りつぶす)。※ご自分の好きな書体をトレースしても構いません。その場合でもPC上でバランス良く配置してからトレースしてください(元の、書体のプリントアウトもご持参ください)。

❖目的:
  • 自分の手で描いて、皆でアドバイスし合い、修正して、またアドバイスし合う経験
  • 文字全体(タイポグラフィ)のバランス、文字間(カーニング)のバランス、文字毎(書体デザイン)のバランス、これらの感覚を磨くこと
  • 「文字を観る目」を養うこと。
ワタクシが2年以上前に、J-LAF主催「ゴードン恵美 レターカッティングワークショップ」(第1回目)に参加して得た、文字好きな人たちとひたすら文字について意見を言い合ったりするという経験と、文字と文字組みのシビレル感覚、を再現できたらと思ってます。

意見を言い合う経験は、
文字のレターフォーム、デザイン等を参加者同士で検討し合うクリティーク(Critique) と呼ばれるローハンプトン大学で採用されていた教法を導入し、生徒それぞれの作品をさまざまな側面から向上を目指すとともに、作品作りにおける生徒の自発性を伸ばしていきます。
参照元:J-LAF主催「ゴードン恵美ワークショップ「レターカッティング入門」2012」より
ということで、実際2日間かけて意見を出し合いましたが、ためになることばかりで非常に楽しい討論会となりました(決して、どこかの討論番組のように、アホボケカスとはなりませんのでご安心ください(笑))。

シビレル感覚は、カリグラファーさんの文字と文字組みに対する感性が非常に研ぎ澄まされていたコト。その日、自分の文字感性は完全崩壊し、只愕然とするばかりでした。この痺れはその後一週間続き、気付けばカリグラフィーの門を叩いていました。その時に経験したコトの一つが、ほんの0.1mm単位の違い(当日は「毛一本分」と言っていた)で、文字の姿や文字組全体のバランスが変わってしまうというコト。これを見極めるのに多くの時間を費やしていました。

この場に居られたことが本当に嬉しく楽しくもあったので、今回はそのような場を設けられたらという思いでこのもじ勉を開催することにしました。

❖日時:
2012年6月9日(土)9:00〜17:00(作業は16:30まで。残り30分で片付けとなります)

❖定員:
10名(応募者多数の場合、応募メールの先着順とさせて頂きます)※定員に達しました

❖参加費:
1,500円(会計は当日いたします。出来る限りお釣りの無いようにお願いいたします)

❖会場:
イベントスペース併用型シェアオフィスFacto(ファクト) Yスペース

❖所在地:
〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町2-4-10 浪華ビル201【写真付きの道順案内と地図

❖当日ご持参頂くもの:
  • 予め皆さんが描いた文字
  • A4サイズのさらのトレーシングペーパー(10枚程度)
  • B4程度の白い下敷き(1mm程度のプラスチック推奨。机の天板に化粧がされていないため)
  • HB程度の鉛筆またはシャープペン
  • 消しゴムまたは練り消し
  • ドラフティングテープまたはマスキングテープ
  • 定規、三角定規
  • (鉛筆の方のみ)鉛筆削り

❖当日のお願い
  • お手数ですが、当日は机・椅子・照明・コンセントの設営と片付けなど、少しだけお手伝いをお願いいたします。
  • ゴミ等は持ち帰りになりますので、当日は当方にてゴミ袋を用意いたします。
  • 17:00を過ぎますと延長料金が発生いたしますので、帰り際の片付けなど、迅速にお願いいたします。


❖お申込み方法:
メールにて、mojirukai@gmail.com宛まで、件名に「【第1回もじ勉】ラテン文字レタードローイング勉強会」を必ず記入してお申込ください。

また、終了後懇親会を催したいと思いますので(阿波座〜靭公園周辺予定)、懇親会参加ご希望の方はその旨も併せてお知らせください。阿波座〜靭公園周辺の、皆でワイガヤできる美味しいお店も募集中。

※懇親会のみ参加希望という方も募集中。その場合は上記メールまで、件名に「【第1回もじ勉】懇親会のみ参加」を必ず記入してお申込ください。

※お申込頂いた方には受領の旨の返信を致しますが、今回は手動で致しますので遅れる場合がありますことを予めご了承ください。
やむなくキャンセルされる場合は、必ず事前にご連絡くださいますようお願いいたします。
※なお、頂きましたメールアドレスは今後の「文字る」イベントのお知らせ以外には使用いたしません。


■問合せ先
メール:mojirukai@gmail.com
ブログ:http://mojirukai.blogspot.com/
facebook:https://www.facebook.com/Mojirukai

Thursday, 5 April 2012

【イベント情報】カリグラファー三戸美奈子&清水裕子 2人展 Exhibition of Minako Sando & Hiroko Shimizu

2012年5月23日追記:東京会場、神戸会場ともに懇親会が開催されます。こちらにて紹介いたしております。


2012年5月末から6月中旬にかけて開催されます、カリグラファー三戸美奈子&清水裕子両氏の2人展情報の詳細を頂きましたので、ここにご紹介いたします。

Inter-Action
手書き文字だから



東京会場

日時:2012年5月30日(水)– 6月4日(月)11:00 – 19:00(最終日は17:00まで)
場所:Azabujūban Gallery
住所:東京都港区麻布十番1-7-2 エスポアール麻布102【地図
Tel:03-5411-3900
URL:http://azabujuban-gallery.com/


神戸会場

日時:2012年6月12日(火)– 6月17日(日)11:00 – 18:00(最終日は16:00まで)
場所:GALLERY 北野坂
住所:神戸市中央区山本通1-7-17 WALL AVENUE 4F【地図
Tel:078-222-5517
URL:http://www7.ocn.ne.jp/~kitano/


出展者

三戸 美奈子(カリグラファー)http://www.andscript.jp/
清水 裕子(カリグラファー)http://www.studio-letterarts.com/


内容

三戸美奈子と清水裕子によるカリグラフィー作品と、800個の文字で遊べるコラボレーション作品の展示。

照れたり、たたずんだり、隠れたり、
すましたりしている文字を、
眺める、目で追う、辿る、読む。
文字を選ぶ、手に取る、探す、拾う、並べる。
さらに、置いたり、積んだり、崩したり。
そんな体験が、どういう感覚を生むのだろう。
そこから、予期しない何かが始まるかもしれない。
手書きの文字には表情があるから。
手書き文字はどこか人のようだから。
そう、手書き文字だから…。


三戸&清水両氏の2人展では、ラテン文字を正方形に1文字ずつ、色々な字形に書かれたものが800枚(!)展示されます。そこにはアルファベットの字形の可能性が広がっています。facebookページでその内の25字がご覧いただけます。





Minako Sando and Hiroko Shimizu will hold A calligraphy exhibition titled "Inter-Action" in Tokyo and Kobe. In the exhibition, you can see more than 800 letters which are handwritten in a large variety of styles. For details, please visit its facebook page.

Inter-Action


TOKYO

30 May—4 June 2012
11:00 – 19:00
Azabujūban Gallerymap

KOBE

12 June—17 June 2012
11:00 – 18:00
Gallery Kitanozakamap


Minako Sando (calligrapher) http://www.andscript.jp/
Hiroko Shimizu (calligrapher) http://www.studio-letterarts.com/

Tuesday, 3 April 2012

いい感じな、文字と書体とタイポなまとめ【2012年3月】

CALLIGRAPHY


Calligraffiti

カリグラフィーとグラフィティーを組み合わせたもの。ゴシック系の文字が美しい。

MERRY CRISIS
Vector art for a season’s greeting. Art direction by Pepijn Rooijens (Dawn).
(写真は、Calligraffitiより引用)


Armenian Calligraphy by Ruben Malayan

アルメニア文字のカリグラフィーのビデオ。



LETTER


The Capital Sharp S of the German Government | Ralf Herrmann: Wayfinding & Typography

最近話題の、大文字のß(エスツェット)について。基本は2つの字形(Dresdner FormとLeipziger Form)があるが、今回は第3の字形(制作者がZehlendorfer Formと命名)を紹介。

基本はこの2つの字形が採用される。
左がDresdner Form、右がLeipziger Form
(写真は、Ralf Herrmann: Wayfinding & Typographyより引用)

第3の字形
制作者がZehlendorfer Formと命名
(写真は、Ralf Herrmann: Wayfinding & Typographyより引用)


丸いアール、3種類のエス、ドイツ語以外のエスツェット: ta meta ta phonetika

題名の通り。確かにゴシック系の写本を臨書していたりすると遭遇する。ドイツ語以外でエスツェットを使用していたのは一寸驚いた。

フランスの作曲家シャンボニエールの『クラブサン曲集第1巻』
(Pièces de clavessin, livre premier. Paris, 1670)
タイトル・ページ
(写真は、ta meta ta phonetikaより引用)