Wednesday, 8 August 2012

【書籍紹介】INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals

INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals
INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals
by Cyrus Highsmith (the Font Bureau)


海外注文した書籍の到着ラッシュを迎えている今日この頃。

今回は、Font Bureau所属で、モリサワタイプデザインコンペティション2012の審査員でもあるCyrus Highsmith氏の書籍『INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals』を紹介。

内容は、印刷物のテキスト内部で起こっていることについて、書体の作用や我々の読み方の説明から、テキスト内にいくつか存在する「スペース」の違いに踏み込んでいきます。対象はタイポグラフィーを学ぶ学生向けのようですが、パラパラ見た限り、独特の雰囲気の図版が多く説明も単語も簡潔で、ワタクシみたいな英語をヒィヒィいいながら読む方にも読みやすいのではないでしょうか。

ワタクシからの紹介はここまでにして、以下にこの書籍の書評のリンクを貼っておきますのでそちらもどうぞ。


以下は、中身を一部公開。

INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals
GUTENBERG’S IDEA—HOW TYPE WORKS


INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals
GLYPH SPACE—HOW TYPE WORKS


INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals
HIERARCHY OF SPACE—PARAGRAPH APACING


スペーシングについての考え方などが学べると思います。

Monday, 6 August 2012

【書籍紹介】Talbot Type Specimen Handbooks

先月Twitterか何かで、Talbot Typeという書体デザインをしている処を知り、そこの書体見本帳が色とりどりで楽しげで思わず心奪われてしまった。

色とりどりで楽しげで心奪われたTalbot Type Specimen Handbooks
(写真はTalbot Type websiteより引用)

というわけで、早速この内の1冊、書体「Kiruna」の見本帳(緑青色の表紙)を購入してみたのである。



とはいえ海外からの発送、到着日時が全く読めず、結局2〜3週間かかって昨日(8/5)やっと手元に届いた次第。40ページながらガッツリとハードカバー仕様。最近書体見本帳を凝るベンダーが多くて、いい意味で困る。実は別のベンダーの見本帳も先程注文してたりする。。。

見本帳を購入されたい方は、Specimen Handbooks | Talbot Typeでどうぞ。

ということで、以下に内容を一部公開。

Kiruna Specimen Handbook
Kiruna Specimen Handbook表紙

Kiruna Book Character Set
Kiruna Book Character Set

“&” and “?”—Kiruna Light Sample Characters
“&” and “?”—Kiruna Light Sample Characters
非常に特徴的なアンパサンドとクエスチョンマーク

“£” and “ß”—Kiruna Black Sample Characters
“£” and “ß”—Kiruna Black Sample Characters
おおっ!エスツェットだ!!

Friday, 3 August 2012

【書籍紹介】The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer

The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
Rogers, Bruce. The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer. Dunster House, 1924


先週『typographics ti:』誌268号を購入しパラパラ捲っていたら、連載「TYPE RELAY」にて『The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer』なる書籍が紹介されていて、写真を見た途端に衝動が。その衝動の赴くまま米国密林で発見、すぐさまポチッ!………衝動いと恐ろしき、結構なお値段だのに。

元は1525年に出版された、画家の(他色々な活動をした)Albrecht Dürerが記した幾何学に関する「Four Books on Measurement」と呼ばれる『Underweysung der Messung mit dem Zirckel und Richtscheyt』という論文のうちの「book III」に現れる、ラテン文字を幾何学的な構成で描画した図版。
(因みに、英語名は「Instructions for Measuring with Compass and Ruler」、日本語名は一般に「測定論」と呼ばれているが、日本語版書籍名は「測定法教則」(中央公論美術出版刊)である。)

この書籍は、「Centaur」を復刻したタイポグラファー・書体デザイナー(書籍デザイナーとしても)のBruce Rogersによって、1923年に制作、1924年に刊行されたプライベートプレスで、350冊印刷されたうちの1冊。上記Dürer論文の図版を掲載したものだけれど、文字のバリエーションを一部省いている。ラテン文字の構成を学ぶためのものというより観賞用に近いかも。パラパラ眺めるもよし、じっくり味わうもよし、な1冊です。

以下に、内容を一部公開。

The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
Aの図版。左のAの頭髪は寝癖ではねてますw


The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
Gの図版。同心円に近い姿。


The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
Nの図版。左側、花形満ばりの…


The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
Qの図版。これに心打たれて購入ボタンを…