2011年4月22日金曜日

【イベント参加】「関西活版倶楽部 活版メッセ」行ってきた

モリサワフォーラムに行く前に、東急ハンズ梅田店大丸梅田店10階にオープン)で開かれている「関西活版倶楽部 活版メッセ」に行ってきた。手フートとかは何故か使い慣れているので今回は遠慮しまして、密かな?目玉である「活字ガチャガチャ」(こんな名称かは不明)をやってきました。その結果は…
わかります?

反転させると…
片仮名の「ク」です(爆


詳細は、関西活版倶楽部:KANSAI MOVABLE TYPE CLUBをご覧ください。


あっ、チラシ貰うの忘れてたorz...

2011.5.17追記:
twitterで「欲しい!」と呟いたところ、有難いことに郵送していただいきました。やっほ〜!
うん、確かにお金かけ過ぎですw

【イベント参加】モリサワ 第4回モリサワ文字文化フォーラム 「現代日本の漢字文化」 ─新しい常用漢字をめぐって─

4月21日にモリサワにて開催された『第4回モリサワ文字文化フォーラム 「現代日本の漢字文化」 ─新しい常用漢字をめぐって─』に行ってきました。

文化審議会国語分科会委員として参画された京都大学大学院人間・環境学研究科の阿辻哲次教授の講演で,
改定された「常用漢字表」について特に一点シンニョウと二点シンニョウの混在の理由など伺うことが出来ました。
個人的には一点シンニョウと二点シンニョウの混在は納得してませんが、色々勉強不足もあってここでは何も言えません(^^;;


阿辻さんの著書の幾つかを紹介。










こちらは普及版の方です。大型本の『図説 漢字の歴史』もあります。


常用漢字表は、



2011年4月18日月曜日

【イベント参加】なにわ活版研究所での「オープンハウス体験・相談会」に行ってきた

4月16日(土)に開催された、なに活さんの「オープンハウス体験・相談会」に、14時前くらいに行って来ました。

入るなり手フート機がドド〜ンと4台!鎮座しておりまして、色々な色を試せるようになっていました。


実は、手フート機はコレだけではありません。
レストア待ちの子

まだメンテを受けていない手フート機が1台と、今まさに組立てられようとしている1台。

綺麗になった部品群

メインシャーシのみ組立てられてそのまま放置になった…

合計6台もあります。その内5台は同タイプで、組立てられようとしている手フート機のみチョットゴツくて渋いタイプ。



続いては、ハイデルベルクの自動活版印刷機のWind Mill(風車)に箔押し装置を装着してのデモ。
(つい最近明晃印刷さんにも同型が入りましたね)
本来組版をセットするところに、箔押し装置がセット可能!

風車(2枚羽)の部分

こちらが刷る前の用紙を銜える側

こちらは刷った用紙を貯める側(ここに直接パウダーが噴射されるそう)

この風車がグルングルン回ります。
元気よく回っております(正面向かって左方向から)

別角度(正面)から

別角度(正面向かって右側から)



その次は、箔押し機。
体は小さいけど熱いヤツですw

この機械で文字に金や銀などの箔を押すことが可能。ハート型「♡」を試せました。



それから、エンボス機が新旧2台。
左が旧型、右が現行型

エンボス(浮き出し)加工するために、オス型とメス型をセットする必要がある。
旧型は通称「うさぎ」と呼ばれている(業界的に呼ばれているのかは不明だけど、なに活さんではそう呼ばれている)。姿は断然こちらの方が良いけれど、オス型とメス型のセットが大変だそうで。
「うさぎ」の方では肉球の、現行型では鳥のエンボスが試せましたので、密かに自分の名刺に試してみました。



そしてヤンヤヤンヤと沢山の物好き(失礼!)とお会い出来て且つ濃いお話が面白くて、気が付いたら18時。そんな一日でした。なに活さん、お会い出来た皆様、ありがとうございました。


途中、なに活さんのスタッフの一員と間違われたのは秘密、しかも全く別々にお二方から(爆

2011年4月4日月曜日

【イベント情報】「秀英体100」行ってきました

行ってきました云うてもお邪魔したのは去る3/24なので、ゆうに1週間以上経ってしまいましたが、今回はdddギャラリーのみに潜入。
dddギャラリー入口

dddギャラリー入口のポスター。ピンクも欲しいな。

秀英体を使ったポスター、ポスター、またポスター。やっぱり皆さんスゴいですね。頭の柔らかさを見習わねば。

馬棚が1セット置かれ、見本帳や原字やパターンもあり、その横ではDNPさんの活版部署(?)のVTRが放映。まじまじと観る。ベントン彫刻機は現役のものは全国でも数台しかないということ。(ワタクシ管理人は2月末に現役のベントン彫刻機を生で観た果報者の一人です。)
また同じ2月末に現役の活字鋳造機を生で観ましたが、母型をセットしたらもうそのまま活字が出来るものと思っていたら、活字を組んだときのバランスを考えて、色々な微調整を施すなどのひと手間をかけた上で鋳造していることを知る。職人のワザ、ここにあり。

ギャラリーの一画には何と秀英体のスタンプが!
というわけでペタペタしてきました。
「えすつぇっと」と「もじる」。
「ゑ」を押したかっただけです。
「じ」が無く、「し」と濁点は「い」の右側を使用。

あとは、秀英体の小冊子も入手してこの日は終了。モリサワ会場は後日伺う予定があるのでそれと併せて。
小冊子の表紙

小冊子の中身


展覧会の詳細は、展覧会「秀英体100」のおしらせ | DNP 大日本印刷株式会社をご覧ください。

【イベント情報】モリサワ 第4回モリサワ文字文化フォーラム 「現代日本の漢字文化」 ─新しい常用漢字をめぐって─

すっかり紹介した気になっていましたが、今月21日にモリサワにて『第4回モリサワ文字文化フォーラム 「現代日本の漢字文化」 ─新しい常用漢字をめぐって─』が開催されます。
改定された「常用漢字表」について、文化審議会国語分科会委員として参画された京都大学大学院人間・環境学研究科の阿辻哲次教授よりお話が伺えるとのこと。

参加申込はモリサワのサイト(フォーム形式)より受付けています。

【イベント情報】「~トニカク文字イリ~ ポストカード展 in 関西」行った観た買った

以前そして先週も紹介いたしました、J-LAF主催「~トニカク文字イリ~ ポストカード展 in 関西」に4/1(金)に行ってきました。

イロリ村 [89]画廊のエントランス

イロリ村 [89]画廊のエントランス(反対側から)


管理人もeszett名義で5種類のポストカードを出品していますが、有難いことに、ポストカードはボチボチ買って頂いているようで、名刺は既に無くなっていました。(ありがとうございます)


たくさんのポストカードが出品されていて、マジマジと観ながら買うものを物色していたらついついアレもコレもとなり結局厳選したもの13点を購入しました。
そんな中、@bellido1995さんと久しぶりにお会いしたり、明晃印刷の@meikoprintさんに出くわしたり、他色んな方との出会いも楽しかったです。(なんかワタクシ管理人のウワサが流れていたりいなかったりw)


イロリ村 [89]画廊内の様子(写真の方はJ-LAFの会長で在らせられます)

おすすめ紹介コーナー。管理人作成のものも入れていただいておりますw


その中で行ったら絶対買うと腹に決めていたもの、特別参加の高岡昌生(嘉瑞工房)、Martin Jackson両氏のポストカードを紹介いたします。

左から:Helvetica、和文活字(以上、高岡昌生氏(嘉瑞工房))、Martin Jackson氏


まずは、特別参加枠のMartin Jackson氏のポストカード。惚れ惚れするカリグラフィー作品のものが12枚もドド〜ンと。



続いては、高岡昌生氏の味わい深い「和文活字」のポストカード。5枚セット。



最後は、嘉瑞工房所有の金属活字(!)のHelveticaを使ったポストカード。4枚セット。

一見各々独立した絵柄かと思ったら…

4枚を並べると、真ん中にスイスの「白十字」が!!


その他、手書きあり、活版あり、凹みあり…、と多種多様なポストカードが目白押し。


残りも4/4(月)の1日を残すのみとなりました。最終日は12:00~17:00ですのでご注意。是非ともイロリ村[89]画廊まで足をお運びください。