久方ぶりのエントリ。
待ちに待った書籍、
Robert Bringhurst著『Palatino: The Natural History of a Typeface』
をついにゲット!
パラパラ捲っただけでザクッというと、Palatinoの歴史の本で、活字時代からデジタルのPalatino Novaや諸々まで網羅した感じかね〜。
ムフフな内容だね〜。濃いよ〜。
文字る—文字関連の企画、文字情報。またの名をタイポタイプ
Mojiru—Planning events and Information on letters, typefaces, and typography [also called: TYPŒ=TYPO+TYPE /táipətaip/]
2016年12月8日木曜日
2016年2月22日月曜日
文字本! 2016年2月
1年ぶりの文字本紹介。
1年分紹介するのはアレなので、近々に購入したものから厳選して。
1年分紹介するのはアレなので、近々に購入したものから厳選して。
![]() | Typograph.Journal Volume 01, 02, 03Nicole Arnett Phillips. Typograph.Her. 2014, 2015 オーストラリアかニュージーランドで活動されている方制作の書籍。注文すると1週間位で届いた。包装が好い感じで、包装を破くのが勿体無くてまだ中身を実見していない。。。 詳細はビデオ、または解説を参照。 |
Glyph*: A visual exploration of punctuation marks and other typographic symbolsAnna Davies 著. Cicada Books. 2015 主にラテン・アルファベットで使われる記号類についての略説した書籍。解説の英語も分かりやすくビジュアル的にも堅くなく(蛍光オレンジを使っててむしろポップ)。 | |
西洋写本学ベルンハルト・ビショッフ 著, 佐藤 彰一 翻訳, 瀬戸 直彦 翻訳. 岩波書店. 2015 古代ローマから中世後期、人文主義の時代まで、「書く」という営みはどのように展開してきたのか。写本研究に必須の古書体学についてはもちろん、用紙・筆記具や書物形態・装釘などの技術的側面、さらには写本の製作・伝承の歴史について、膨大な研究史をふまえ総合的に解説。中世写本研究の世界的権威による、書物学・書体学の基本書。 |
2012年8月6日月曜日
【書籍紹介】Talbot Type Specimen Handbooks
先月Twitterか何かで、Talbot Typeという書体デザインをしている処を知り、そこの書体見本帳が色とりどりで楽しげで思わず心奪われてしまった。
というわけで、早速この内の1冊、書体「Kiruna」の見本帳(緑青色の表紙)を購入してみたのである。
とはいえ海外からの発送、到着日時が全く読めず、結局2〜3週間かかって昨日(8/5)やっと手元に届いた次第。40ページながらガッツリとハードカバー仕様。最近書体見本帳を凝るベンダーが多くて、いい意味で困る。実は別のベンダーの見本帳も先程注文してたりする。。。
見本帳を購入されたい方は、Specimen Handbooks | Talbot Typeでどうぞ。
ということで、以下に内容を一部公開。
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色とりどりで楽しげで心奪われたTalbot Type Specimen Handbooks (写真はTalbot Type websiteより引用) |
というわけで、早速この内の1冊、書体「Kiruna」の見本帳(緑青色の表紙)を購入してみたのである。
とはいえ海外からの発送、到着日時が全く読めず、結局2〜3週間かかって昨日(8/5)やっと手元に届いた次第。40ページながらガッツリとハードカバー仕様。最近書体見本帳を凝るベンダーが多くて、いい意味で困る。実は別のベンダーの見本帳も先程注文してたりする。。。
見本帳を購入されたい方は、Specimen Handbooks | Talbot Typeでどうぞ。
ということで、以下に内容を一部公開。
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Kiruna Specimen Handbook表紙 |
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Kiruna Book Character Set |
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“&” and “?”—Kiruna Light Sample Characters 非常に特徴的なアンパサンドとクエスチョンマーク |
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“£” and “ß”—Kiruna Black Sample Characters おおっ!エスツェットだ!! |
2012年8月3日金曜日
【書籍紹介】The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer
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Rogers, Bruce. The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer. Dunster House, 1924 |
先週『typographics ti:』誌268号を購入しパラパラ捲っていたら、連載「TYPE RELAY」にて『The Construction of Roman Letters by Albrecht Dürer』なる書籍が紹介されていて、写真を見た途端に衝動が。その衝動の赴くまま米国密林で発見、すぐさまポチッ!………衝動いと恐ろしき、結構なお値段だのに。
元は1525年に出版された、画家の(他色々な活動をした)Albrecht Dürerが記した幾何学に関する「Four Books on Measurement」と呼ばれる『Underweysung der Messung mit dem Zirckel und Richtscheyt』という論文のうちの「book III」に現れる、ラテン文字を幾何学的な構成で描画した図版。
(因みに、英語名は「Instructions for Measuring with Compass and Ruler」、日本語名は一般に「測定論」と呼ばれているが、日本語版書籍名は「測定法教則」(中央公論美術出版刊)である。)
この書籍は、「Centaur」を復刻したタイポグラファー・書体デザイナー(書籍デザイナーとしても)のBruce Rogersによって、1923年に制作、1924年に刊行されたプライベートプレスで、350冊印刷されたうちの1冊。上記Dürer論文の図版を掲載したものだけれど、文字のバリエーションを一部省いている。ラテン文字の構成を学ぶためのものというより観賞用に近いかも。パラパラ眺めるもよし、じっくり味わうもよし、な1冊です。
以下に、内容を一部公開。
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Aの図版。左のAの頭髪は寝癖ではねてますw |
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Gの図版。同心円に近い姿。 |
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Nの図版。左側、花形満ばりの… |
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Qの図版。これに心打たれて購入ボタンを… |