Wednesday, 10 October 2012

関西に「和文と欧文」、立つ

2012年10月6日土曜日、関西に「和文と欧文」という1本柱が立った。

個人的には肩の荷が下りた感じ。

文字るは2年前、関西での「書・活字・組版などあらゆる文字好きの間を横断する場をつくる」ことを目的に開始。ただし、そもそも北摂の山間に籠り1人黙々と作業することをこよなく愛する人間(ただの人見知り)が、人を集めて何かしようなどという無謀な活動ゆえ、気まぐれお気楽で開催回数はそんなに多くはなかった。そんな文字るでも、微力ながら、文字好き同士が出会い繋がっていく手助けは出来たと思う。

欧文に関していえば、現在関西でもカリグラフィーやレターカッティングが経験できる環境にある。実はこれ非常にスゴイこと。いや、考えれば考えるほどスゴイな。カリグラフィーに関してはJ-LAFKCFに携わっているワタクシの師匠や色んな方が活躍してるし、レターカッティングは「小林さんのお友達」ゴードン恵美さんから直接教わってる方が何人もいる。
なので、これからの文字るは、欧文の補足的な活動を中心に開催していこうと思うので、これからもよろしくです。
(活版関連は今までと変わらずやっていきますよ〜)



ということで、「和文と欧文」の模様は一寸だけだけども以下に。



講演

鳥海さんと小林さんの掛合最高に面白い。
小林さんのお話はもう何度も聴いているので良く存じ上げてるけども、鳥海さんがあんな方だとはやられました(良い意味ですっ)。

鳥海さんと小林さんの掛合漫談

そうそう、途中小林さんが「大文字のß」のお話を一寸だけされたけども、その件ワタクシが昔はてなダイアリーにてまとめたエントリをおもいだしたのでリンクを貼っておく。参考文献も一通りリンクしてるので、「大文字のß」が気になる方は是非。



欧文WS

WSは小林さんの欧文に参加。
「WORLD TRAVEL BUREAU」を1文字ずつ切り取ってスペーシングを考えつつ3行に組む作業。
この字面見た時点で小林さんのいじわるが見えるでしょ(笑)

最初は「TRAVEL」から組み始める。

なぜ「TRAVEL」からでしょう?


次に「WORLD」と「BUREAU」の最初の文字「W」と「B」を組む。
このとき、『The Oxford Guide to Style (Language Reference)』などから選ばれた組み方の1例をご教示いただく。

左例が単純な左端合わせ、右が調整後

因みにこれは行末での調整例


こんな感じで「W」と「B」を組んだあと、残りの文字を組む作業に皆没入する。


最後、皆の組んだものを壁に貼り皆で見比べる。

ジャジャーン、どうでしょう

最後に、小林さんの講評


小林さんが仰ってたことには、欧文の文字組みに正解は「これだっ!」というものは無いということ。
実際、皆の組んだものは細かいところで各自の解決の違いがあって興味深かった。


ところで、具体的にどのようなことをしたかの説明を控えたのは、実際に体験してもらった方が良いことばかりなので。ワタクシの下手な説明など余計判り辛くなるばかりだし。



和文WS

続いて、鳥海さんのWSの模様。



レタリングして墨入れしていた模様だけども、ワタクシも欧文のWSに集中してたので具体的にどんなことをしていたのか良く分かっていない。。。


以上、「和文と欧文」もvol.1は無事終了、このあと夜の十三へ皆繰り出すのであった。
そしてvol.1と銘打ってあるだけに、今回だけでは終わらない模様。次回以降も期待してるよ〜。


追伸:
もうすぐ年末だし、とりあえず文字忘年会、する?
忘年会といいつつ皆に文字への熱い気持ちを語ってもらおうと思ってる。。。