2011年8月28日日曜日

【イベント情報】2011年9月は関西での文字印刷イベントは盛りだくさん

さて、早いもので8月もあっという間に終盤を迎え、子供は多いに焦る時期、暑さは相変わらず、蝉もまだまだ元気。そろそろ9月の予定を立てても良い頃合いということで、色々まとめてみましたが、イベントが結構盛りだくさんですので、ここにまとめて掲載しておきます。詳細は各イベントのWebサイトなどをご覧くださいまし。


「typographics ti:」展 ー身近なデザイン、タイポグラフィの秘密ー

日程:9月1日(木)~9月30日(金)火曜日休館
場所:宝塚メディア図書館 宝塚市逆瀬川1-13-1カルチェヌーボ(旧アピア3) B2
【注意】宝塚メディア図書館内で開催するため入館時には受付にて簡単な会員手続きが必要です。(無料会員あり)


紙ものまつり in 大阪 @ レトロ印刷JAM ※終了

日程:9月2日(金)10:00〜21:00 9月3日(土)10:00〜19:00 9月4日(日)10:00〜19:00
場所:レトロ印刷JAM 大阪府大阪市北区本庄西1-6-14 第一明和ビル


アジアのタイポグラフィの今 ーtypographics ti:ができるまでー ※終了

講師:後藤哲也氏(編集長)× 峠田充謙氏(アートディレクター)× 原田祐馬氏(クリエイティブディレクター)
司会:奥村昭夫氏 IMI/グローバル映像大学講師
日程:2011年9月3日(土)13:30〜15:00(パーティ15:00〜16:00)
場所:宝塚メディア図書館 宝塚市逆瀬川1-13-1カルチェヌーボ(旧アピア3) B2
参加費:無料 ※会員登録が必要です(無料会員あり)


荻窪活版室 in KYOTO Karafuneya ※終了

日程:2011年9月5日(月)〜18日(日)9:00〜18:00 ※10日(土)・11日(日)・18日(日):11:30〜17:00
場所:GALLERY & SHOP 唐船屋 京都市左京区東大路通仁王門下る東門前町505番地


【文字る会:第5回もじ見】寿印刷株式会社様の活版展示室ならびに木造社屋見学会 ※終了

日程:9月9日(金)14:00
場所:寿印刷株式会社 大阪市西淀川区歌島1-4-4
【特記】只今参加者募集中です。
 

Zapf展

日程:9月13日(火)~9月25日(日)11:00~19:00 最終日16:00まで
場所:ギャラリー ル・ベイン 東京都港区西麻布3-16-28 le bain 1F
【特記】これのみ東京ですが、Zapf夫妻のオリジナルが見られる貴重な展覧会です。この先見られるかどうか。関西の方もこの機会に是非。


手フートでメッセージカードづくり(千林商店街) ※終了

日程:9月17日(土)
場所:千林商店街 大阪市旭区


PRISM SHOP&貸切活版ワークショップ

日程:9月24日(土)11:00~19:00
場所:なにわ活版研究所(なに活) 大阪市北区大淀中3-8-11
【特記】気軽に顔を出していただける、とても気軽に立ち寄れる場所です。

2011年8月17日水曜日

【もじ見:第5回】寿印刷株式会社様の活版展示室ならびに木造社屋見学会実施と参加者募集のお知らせ

さて、何とか「もじ見」も第5回 寿印刷株式会社様見学会の実施(201199日(金)14より)にこぎつけました。
つきましては只今絶賛参加者募集中(10名)です。


寿印刷様は、教科書・参考書等の書籍印刷を中心にされており、各種機械や道具類、現存僅少ですが数式活字や数式組版をご覧いただけます。また、活版展示室のあります木造社屋は戦前の木造校舎で、現存が珍しいものです。見学は約2時間を予定しております。


◆集合時間・場所

  • 13時50分集合
  • 現地集合・現地解散
  • 場所:寿印刷株式会社様(大阪市西淀川区歌島1丁目4番4号)
  • 最寄駅:JR神戸線 塚本駅 徒歩7分


◆見学内容
  • 活版展示室(各種機械・道具類や現存僅少ですが数式活字や数式組版の閲覧)
  • 木造社屋(戦前の、現存が珍しい木造校舎)
  • モリサワの『人間と文字』(1999年)の上映

◆注意事項
  • 写真撮影、ブログ掲載等は、活版展示場(現在の営業活動エリア外)ではOKです。
  • 活版展示室は木造の2F部分にありますので、午後から特に屋根が焼けて暑くなります(扇風機はありますが)。各自暑さ対策の準備(飲み物、タオル、扇子・団扇、冷却グッズなど)をお願いいたします。
  • 寿印刷様のご好意により、寿印刷様社内の駐車場を使用させていただけます。ご利用の方は参加表明時に一緒にお知らせください。



2011年8月9日火曜日

【文字情報】NHK BSプレミアム『空海 至宝と人生』第2集 名筆の誕生

昨日のNHK BSプレミアム午後8時~9時30分は胸熱な時間でした。『空海 至宝と人生』の第2集 名筆の誕生で、空海の筆跡が書家の石川九楊氏の解説と臨書で、また書家の岡本光平氏は「飛白体」と使用した筆記道具について、それぞれ解説されていました。見所は何と云っても空海の筆跡が画面一杯にドアップになること(笑)。いやぁ、画面に指を近づけて筆跡をなぞりまくりました(爆)。筆勢も流れもよく観えました。興味深かったのは、払いなどで一気に筆を流さずに、途中何度か筆が滞留している筆跡が観られたところです。これにより筆跡が一本調子にならず、ちょっとした不安定感が出てそれが奥行きを醸し出しているように観えました。これは一朝一夕では真似できません。本当は本物を直に観るのが良いのですが、それはなかなか叶いませんので。と云いつつ東京では今東京国立博物館で空海と密教美術展が開催中ですけども(羨ましい、ってワタクシは大阪在住なので、京都と高野山にちょっと足を伸ばせば良い話なんですが(苦笑))


と紹介しましたが、すでに終了してしまっております。
といってもNHK、再放送が予定されています。この第2集は、
[再放送] BSプレミアム 8月21日(日) 午前11時~午後0時30分
放送予定ということですので、見逃した文字っ子は必須ですので是非に!(どなたか録画して頂けると…)

【文字情報】『文字書く人たち—カクトキ・カクオト・カクコトバ』の映像公開

先日、2010年12月に開催された『文字書く人たち—カクトキ・カクオト・カクコトバ』のMovieが公開されましたのでそのお知らせを。カリグラフィーから漢字、仮名、勘亭流、寄席文字、はたまたペルシャ文字まで、書くという行為と筆遣いをまじまじと見つめられる貴重な映像となっています。32分ほどありますが、思わず魅入ってしまいますので長くは感じない、はず。とりもなおさず文字っ子の皆さんは観覧必須の映像ですので是非!


映像は下記のリンクより。