上の写真は証拠として撮ってきました。
印刷方法の特性による色ムラやら掠れやら見当ズレやらインク汚れやらあって、やはり実物を観ると色々と解ることがあって楽しいですね。しかもこういうのが今の視点からは「味」に見えてしまう。このような「味」は1950〜1960年代頃までのものにはあったのだけれども、1970年代以降になると、印刷機械などの精度向上からか、急激に綺麗になっていっているのも垣間見れて面白かったです。でもそれらは今の視点からは「つまらない」と感じてしまう。それは単なるノスタルジーなのだろう、または単にデザイン上の好みの問題(1960年代までのモダニズムが好み)とは思いますが、でもそれ以上に、精度向上の代償として何か失ってしまったものがあるのではないか、などと勘ぐってしまうのは考え過ぎかも知れないと思いながら大阪に帰ってきました。
勿論、図録は抜かりなく購入いたしました。トートバッグは予約しようか迷いましたが、サンプルを見たらお弁当箱が入るサイズだったんですね、思いの外小さかったので断念。。。
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