2011年11月15日火曜日

【東京:展覧会情報】エリック・ギルのタイポグラフィ-文字の芸術

東京での展覧会情報です。エリック・ギルの展覧会が多摩美術大学で開催されます。



イギリスにおけるアーツ・アンド・クラフツ運動の担い手のひとりであり、エドワード・ジョンストンとも親交のあったエリック・ギル。書体デザインに大きな功績を残し、彫刻家・エッチングの版画家としても活躍した彼の作品約200点を、文字に焦点を当てて紹介する企画展示です。


【見どころ】

  1. ギルの本来の生業である石碑文のオリジナル・ドローイングや拓本の実物展示により、古代のローマン体文字に対するギルの解釈を見ることができます。
  2. ギルが関わった私家版印刷の書籍を一堂に展示し、活字書体と挿絵による印刷書籍の美を見ることができます。あわせて、美書として有名なウィリアム・モリスのケルムスコット・プレス、アシェンデン・プレス、ダヴズ・プレスなどの印刷書籍も展示します。
  3. ギルがデザインした活字書体の設計図とその印刷見本の展示。大量生産・産業化の要求にみあう近代的な書体デザインという分野を確立させるための工夫を見ることができます。



会場:多摩美術大学美術館(東京都多摩市落合1-33-1)
期日:2011年12月17日(土)~2012年1月29日(日)(火曜・12/28~1/5は休館)
時間:10:00~18:00(入館17:30まで)
入場料:300円
主催:多摩美術大学美術館(www.tamabi.ac.jp/museum 詳細はご確認下さい。)



2011.11.18追記
エリック・ギルの展覧会のプレスリリース(Google Docs/オリジナルはPDF)が発行されました。

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