2011年11月28日月曜日

【WS参加】なにわ活版研究所スペシャルWS「はじめてのリノ・カットby二階武宏」

2011年11月26日(土)、版画家の二階武宏氏を講師として迎えたリノリウムを使って版画を制作するリノ・カットのWSにみっちり1日参加してきました。

作業風景


ワタクシは、今月初めの小林章さんのWSで自分の書いたカリグラフィーの文字をデジタルフォント化したもので「a happy new year」と打ち、反転させてリノリウムにカーボンで転写しました。


転写の後、文字の縁を彫刻刀(印刀)でなぞりながら切り込んでいき、次に縁の一寸外側を刃を斜めに入れて文字回りのリノリウムを削っていきます。


ここまできたら、文字以外の部分を削り落としていきます。場所によって丸刀と浅丸刀を使い分けていきます。一通り削り落としたら、最後に平刀で均します。



完成したら早速インクをつけてみます。



その上に紙を載せてバレンで刷込み。

紙とバレンの間にトレペを挿んで、バレンの滑りを良くする。

さてどうかな、あれ、最後のarの間彫り忘れてる………。


そんなこんなで版は完成したので、なに活さんにあるモノで一寸アレンジを。

なぜかあるタイプライター。

タイプライターでチョコチョコっと打ち込んで、そこに彫った版を判子のように押す。

こんな感じに。


この版は年賀状に使う予定なので、ワタクシはココで完成! ということで残り時間は活字拾いで遊ばせて頂きました(皆さんは手フートやVandercookでも遊んでました)。
年季の入った活字ホルダーに、2段組みセンター揃えで植字。先日初めて活字拾いしましたが、やはり適当な込物を探すのが一番大変。

どうでしょうか?

完成したら、インクをつけて紙に押す………、本当は「MOJIRUKAI」と組みたかったのだけれども、「U」が無かったので「V」で代用しました。

「BVLGARI」に同じ

活字ホルダーと


そんなこんなで、皆さん完成したところで記念撮影。

皆さんかなり本気な作り込み


以上、皆さんおつかれさまでした。

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