2013年6月16日日曜日

神戸カリグラフィーフォーラム主催スライドショー「ヨーロッパ・スクリプトリアム」

今月末に来日され、神戸カリグラフィーフォーラム主催にて開催されるマーガレット・モーガン氏のワークショップ時に、「ヨーロッパ・スクリプトリアム」というタイトルのスライドショーが催されるそうです。

日時
6月28日(金)18時から
場所
神戸市勤労会館
参加費
500円

どなたでもご参加いただけます。
詳細とお申し込みはKCFのサイトからどうぞ。

また写真の一部がNews | Studio Letter Arts—Hiroko Shimizu's Calligraphy Studioでもご覧いただけます。

2013年5月15日水曜日

和文と欧文分科会「看板文字WS」

風薫る5月は例年になく涼しい日々が続いていたのに当日12日(日)は暑かった。そしてそれに負けじと熱かった分科会の模様を写真中心に振り返る。

対談

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今回のゲストはLinotype改めMonotype社の小林章さん(右)と、大阪の看板屋さんである板倉賢治さん(中)・上林修さん(左)のお二人。

まずは小林さんの欧州や日本などの標識文字の考察をスライドにて。
小林さん曰く、欧州などは標識に使われる書体は角ゴシックなのだが、日本に限っては丸ゴシックのオンパレード。コレが不思議で只今調査中とのことで、その辺りについて色々お話を伺った。欧州・南米などで撮影された下記文字のスライドのあと(話に夢中で撮影するのを忘れる)、日本の標識などのスライドが続く。
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こちらは日本の1950年官報の道路標識令での指定書体の箇所。英数字は角ゴシックなのに漢字は丸ゴシック!

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鉄道車両に書き込まれた文字も丸ゴシック。

欧州などでの書き文字の書き方や、なぜ日本では丸ゴシックが主流になったのかなどについて、板倉さん、上林修さんが看板文字を書くプロの視点から考察し推測する形になる。

実演

平筆を使っての角ゴシックと丸ゴシックの実演を鑑賞。この時はまるで芸能人を取り囲んでいるかのようなシャッター音の雨あられ。
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最初は看板の「看」の字を書く。インクをしばらく調整後、おもむろに右の板倉さんが3本線を素早く引いて、ああインクの加減を見ているのだな、みんなが思った瞬間、

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あっ、もう「看」の字書いてたんだ!!!と一同驚きどよめく。そのくらい書きっぷりが早い。もう何の躊躇も無く線を書いてゆくんですってば!

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別途ビデオで上からも押えてプロジェクターに投影。

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そんなかんなで素早く文字が書き出されてゆく。

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看板文字にも世代によってスタイルが異なるらしく、左下の「場」は左が年輩の方のスタイルで右がお2人の世代のスタイル。年輩の方のスタイルは楷書の書風が内包されている、とのこと。お2人の世代、というか特にお2人は書体の「ナール」「ゴナ」に影響を受けたということである。

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ひらがなも世代間でスタイルが異なり、「は」も左が年輩の方、右がお2人の世代のスタイル。

ということで実演は終了。あとは、お2人の書かれた文字のディテールを堪能していただくとしよう。

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丸ゴシックでの筆画終端の丸みのディテール。平筆の場合は筆をクルッと半周させる。

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角ゴシックでの筆画始筆側の角のディテール。毛先の跡が垣間見れる(あ、本当は始筆側も角が出るように追加で筆入れするよん)。

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角ゴシックでの筆画終筆側の角のディテール。角が出るように追加で筆入れして角をつくる。

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角ゴシックでは「目」「口」の下端に「ゲタ」が表現される。

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丸ゴシックでの「目」「口」のカドの収め方。最後にクルッと1/4周させて丸みを後付け追加する。

ワークショップ

…集中し過ぎて写真殆ど撮ってないッス。
そんな中貴重な写真を撮ったので、それをWSの模様としてお送りする。
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小林さん、看板文字書きへの挑戦の風景。

そうしてあっという間の2時間半、全員立ちっぱなしでひたすら文字を書き続ける。

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WS終了後の講師陣の方と名刺交換としばしの談笑。

終了後

脚イタイ。
そしてなによりも、この分科会が起爆剤となって突如「オレ文字書けるっ!」とまた天の声が降りてきた。何がきっかけになるか判らない。

WSで書いたワタクシの書き文字を晒しておく

2013年3月4日月曜日

文字の世界の入口に立ったあなたにオススメする必読文字本【世界の文字編】

書体やタイポグラフィの書籍だけでなく、世界の文字を網羅した書籍もざっくりと紹介しておく。

世界の文字 入門編

世界の文字をたずねて

世界の文字をたずねて

中西亮著. 松香堂. 1983

世界の諸言語の日刊新聞を収集・掲載し、諸言語の文字を紹介した書籍「世界の文字」で訪れていなかった国を巡り文字資料を収集していく過程を記した一種の文字旅行記。

文字に魅せられて

文字に魅せられて

中西亮著. 同朋舎出版. 1994

世界の諸言語の日刊新聞を収集・掲載し、諸言語の文字を紹介した書籍「世界の文字」や「世界の文字をたずねて」の続編的・まとめ的文字旅行記。仕事に関わる事柄といえどもその情熱に敬服せずにはいられない。

文字学のたのしみ

文字学のたのしみ

矢島文夫著. 大修館書店. 1977

著者曰く、「文字の歴史的発展とその役割について、あまり教科書風にならずに、エッセー風に書いてみ」たのが本書ということである。内容は著者の専門分野である古代オリエント文字およびセム文字が中心であるが、文字自体だけでなく書写材料などにも言及している。

世界の文字 歴史編

文字の歴史

文字の歴史

A. C. Moorhouse著. 禰津正志訳. 岩波新書. 1956

世界の文字の歴史を無文字時代からまとめた定番書籍。視野の広い論考が特徴だが、文字体系の優劣を論じている箇所があるのがちょっと残念。現在ほぼ絶版状態だが古書が手頃な価格で出回っているので一安心。

文字

文字

Charles Higounet著. 矢島文夫訳. 文庫クセジュ. 1956

世界の文字の歴史を前半で追いかけ、後半はアルファベット式文字の歴史を追った、コンパクトな書籍。

文字の歴史—ヒエログリフから未来の「世界文字」まで

文字の歴史—ヒエログリフから未来の「世界文字」まで

Steven Roger Fischer著. 鈴木晶訳. 研究社. 2005

世界の文字の歴史を記号・絵文字時代からまとめた書籍。「未来のシナリオ」と題した最終章があり文字の未来を考察しているのが興味深い。

文字の歴史

文字の歴史

Georges Jean著. 矢島文夫監修, 高橋啓訳. 創元社. 1990

世界の文字の歴史から書写・印刷、そして文字の解読まで網羅した書籍。この書籍のシリーズ(「知の再発見」双書)の特徴でもあるが、コンパクトな判型に図版を大きく大量に掲載しているので、パラパラめくるだけでも楽しい。

図説 文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字

図説 文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字

Andrew Robinson著. 片山陽子訳. 創元社. 2006

文字の歴史と称しているが、副題の通りヒエログリフ、アルファベット、漢字などの有名どころを主に扱っている。単に時系列的に文字の歴史を追っていなくて、「文字のしくみ」「失われた文字」「今日の文字」の3部構成になっている。図版も豊富で取っつきやすい書籍。

文字の世界史

文字の世界史

Louis‐Jean Calvet著. 矢島文夫監訳, 会津洋訳, 前島和也訳. 河出書房新社. 1998

世界の文字の歴史を絵文字・身振りの時代から網羅。また「はじめに」と題して、西欧社会における文字の地位や優劣など、文字の考え方について考察しているのが興味深い。

講座言語 第5巻 世界の文字

講座言語 第5巻 世界の文字

西田龍雄編. 大修館書店. 1981

世界の文字の歴史について、各言語・文字の専門家が分担して執筆。専門的な内容も含まれているが(文字の音韻論的な考察など)、一通りの文字が概観できる。

世界の文字 字典編

世界の文字を楽しむ小事典

世界の文字を楽しむ小事典

町田和彦編. 大修館書店. 2011

古代文字の伝播の謎、文字を創った人々・敢えて拒否した社会、絵文字・書道など多彩な文字のかたち、女文字や神聖文字の誕生秘話から1文字の誤解が引き起こした騒動、ネット上で成立した多文字社会まで、人と文字のドラマを多くのエピソードを織り交ぜて語る。第2部では、現代世界で使われている44の文字を図版入りで紹介。
大修館書店の内容説明より

図説 世界の文字とことば

図説 世界の文字とことば

町田和彦編. 河出書房新社. 2009

世界には、5000から7000の言語があるといわれる。その中から45の言語をとりあげ、優美な文字、かわいらしい文字、不思議な文字など、さまざまな文字と、それを書き、話す人々の世界。
河出書房新社の内容説明より

世界の文字の図典 普及版

世界の文字の図典 普及版

世界の文字研究会編. 吉川弘文館. 2009

世界の文字はどのように生まれ、発達してきたのか。古代文字から現代の文字まで歴史上に現れた全ての文字を網羅し、わかりやすく解説。発生の由来と変遷、読み方・運用・文例、伝播と影響などを詳述し、数字や記号、便利な付録も充実。1200点の鮮明な図版でわかる、読んで、見て楽しい文字の大図鑑。
吉川弘文館の内容説明より

世界の文字の歴史文化図鑑

ビジュアル版 世界の文字の歴史文化図鑑―ヒエログリフからマルチメディアまで

Anne‐Marie Christin著, 澤田治美 日本語版監修. 柊風舎. 2012

楔形文字の発展、中国と日本の複雑な表意文字、いまだ解読されていないイースター島のロンゴロンゴ、カフカス地方やサハラ砂漠以南の文字、西洋のアルファベット、アラビア文字、豪華な彩飾のケルズの書、活版印刷の登場、マルチメディアにいたるまで。文字研究の第一級の専門家たちが、豊富な図版とともにわかりやすく解説する、世界の文字をめぐる壮大なドラマ。
Amazonの内容説明より

世界の文字

世界の文字

中西亮著. 松香堂. 1975

世界の諸言語の日刊新聞を収集・掲載し、諸言語の文字を紹介した書籍。また、英語版もある。なお、収集物は現在国立民族学博物館に寄贈され、中西コレクションデータベースとしてネット上で公開されている。

言語学大辞典(別巻)【世界文字辞典】

言語学大辞典(別巻)【世界文字辞典】

河野六郎編. 三省堂. 2001

ワタクシ憧れの辞典。いつかは手元に置きたい1冊。

世界の諸文字を詳細かつ具体的に解説した、本格的な文字辞典。古今東西の約300項目を五十音順に配列。その名称・系統・歴史・使用状況・文字組織・字形などを、文字表や文字見本(図版)を駆使して記述。
三省堂の内容説明より

2013年3月3日日曜日

新URLに変更と文字るに新名称追加

先にBloggerを使っているNEWSブログのURLを独自ドメインにしたものに変更し、しばらくしてこの文字るブログも独自ドメインのURLに変更しようと画策していたが、いつの間にやらややこしくなっていて以前の方法では独自ドメインを設定できなくなっていた。新しい設定方法をどなたかブログなどで書かれてないか探しに探してようやく見つけ(詳細はNEWSブログのエントリにて)、おかげで無事独自ドメインに変更できた。

新URLに変更

URL変更は以下の通り。
  • 旧)http://mojirukai.blogspot.com/ → 新)http://typotype.eszett-design.com/
とはいっても旧URLにアクセスしても新URLにリダイレクトされるのでご安心を。

新名称追加

URL変更を機に、文字るの新名称に「TYPŒ」を追加した。これは「Typo and Type」という意味かつ合成した表記。読みは[タイポタイプ]。しばらくは英語名「MOJIRU」と併記していくが、のちのち「TYPŒ」に変更の予定。以後お見知りおきを。

2013年3月2日土曜日

ねこがホントにフォントになる?!

ねこフォント」なる、好きな文字を打つとねこが文字をかたどってくれる、というねこと文字が大好物なワタクシ悶絶必死なサイトが出来ていたので早速試してみた。

ぶははw

2013年2月21日木曜日

文字の世界の入口に立ったあなたにオススメする必読文字本【欧文書体編】

今回は欧文書体のための定番書籍といわれているもので特に包括的な内容のもののうち、ワタクシが所有している書籍をご紹介。

The Origin of the Serif

The Origin of the Serif

Edward M. Catich. St Ambrose Univ; second edition. 1991

セリフの起源を解明した書籍。John Neal Booksellerにて取扱あり。

Writing & Illuminating, & Lettering

Writing & Illuminating, & Lettering

Edward Johnston. A & C Black; Revised Paperback edition. 1994

カリグラフィー全般を網羅した書籍。様々な版があってちょっとややこしいので注意。Pitman社版かA & C Black社版がオススメ。日本語版もある。

書字法・装飾法・文字造形

書字法・装飾法・文字造形

Edward Johnston, 遠山由美翻訳. 朗文堂. 2005

上記『Writing & Illuminating, & Lettering』の日本語版。

西洋書体の歴史

西洋書体の歴史―古典時代からルネサンスへ

Stan Knight, 高宮利行翻訳. 慶應義塾大学出版会. 2001

古代からルネサンスまでの書き文字の歴史と分析の書。『Historical Scripts』の日本語版。

Counterpunch

Counterpunch: Making Type in the Sixteenth Century Designing Typefaces Now

Fred Smeijers. Hyphen Press: second edition. 2011

書名や表紙の写真から活版関係の書籍と思われるかも知れないが、書体の内部の空間についての書籍である。

Letters of Credit

Letters of Credit: A View of Type Design

Walter Tracy. David R. Godine: first softcover printing. 2003

書店で偶々見つけて詳細も知らずに購入した書籍。あとから結構な名著だと知りチョット吃驚。現在は入手困難。

Designing Type

Designing Type

Karen Cheng. Laurence King Publishing. 2006

ラテン文字(ローマ字)の各文字ごとに書体間の特徴の違いなどを比較した書籍。実はラテン文字(ローマ字)だけでなく、数字・記号・符号までをも比較している。

Letter Fountain

Letter Fountain

Joep Pohlen. Taschen. 2011

欧文書体の歴史から始まって、ローマ時代からの書記についてや、活字書体時代に書体のあれこれなど。また代表的な36書体の特徴や歴史、テキスト組みのサンプルやその書体の代替書体まで掲載。また圧巻は「付録」と称されているもので、ここにはインデックスはもちろんのこと、書体メーカーの概説が記されていたりして、色々盛り沢山。手元に置いておくべき書籍。

Anatomy of a Typeface

Anatomy of a Typeface

Alexander S. Lawson. David R. Godine: fifth printing. 2010

定番書体の解説本。

About Alphabets

About Alphabets

Hermann Zapf. The MIT Press: paperback edition. 1970

Zapfさんの書体デザインの考え方を記した書籍。

Encyclopaedia of Typefaces

Encyclopaedia of Typefaces

W.Pincus Jaspert, W.Turner Berry, A.F.Johnson. Cassell Illustrated; 55th Anniversary edition. 2008

長らく重用され、評価の高い欧文書体見本帳の55周年版。

Typeface Catalog A–Z OpenType

Typeface Catalog A–Z OpenType

Linotype GmbH. 2011

Linotype・Monotype社・ITC社の書体が収録された書体見本帳。OpenTypeフォーマットの書体のみ収録。

2013年2月15日金曜日

文字の世界の入口に立ったあなたにオススメする必読文字本【欧文組版編】

前回は入門編として必読書籍をご紹介したが、今回は欧文組版のための定番書籍といわれているもので、ワタクシが所有している書籍をご紹介(最後の2点は未所有だが超定番なので敢えてご紹介)。「オックスフォード・ルール」ブックはここ10年くらい書名が変わったり合冊になったりでややこしいので特に注意。

欧文組版

欧文組版 組版の基礎とマナー

高岡昌生著, 高岡重蔵監修、美術出版社、2010

欧文組版の基礎をガッツリ解説されたもので、上記小林さんの書籍と補完関係にあるといっても過言ではない(ワタクシが勝手に云ってるだけだけど)。組版の側から見た欧文書体のつくられ方みたいなものが垣間見れて勉強になる

INSIDE PARAGRAPHS

INSIDE PARAGRAPHS: Typographic Fundamentals

Cyrus Highsmith. The Font Bureau, Inc. 2012

印刷物のテキスト内部で起こっていることを、書体の作用や読み方の説明から、テキスト内にいくつか存在する「スペース」の違いに踏み込んでいく。独特の雰囲気の図版が多く説明も単語も簡潔で、英語が得意ではない方にも読みやすい

Type & Typography

Type & Typography

Phil Baines, Andrew Haslam. Watson-Guptill Publications; second edition. 2005

題名通り、書体とタイポグラフィについての書籍。Laurence King Publishing版もある

The Elements of Typographic Style

The Elements of Typographic Style

Robert Bringhurst. Hartley & Marks; version 3.0. 2004

タイポグラフィの辞書のように詳細に解説されている書籍。2013年発刊のversion 4.0が最新版。WEB版もある

The Thames and Hudson Manual of Typography

The Thames and Hudson Manual of Typography

Ruari McLean. Thames and Hudson: First Paperback edition. 1988

小林章氏曰く、「タイポグラフィのバイブル」と言われていたという

Thinking with Type

Thinking with Type

Ellen Lupton. Princeton Architectural Press: second, revised and expanded edition. 2010

タイポグラフィの概説書。図版が多めで、書体の歴史から組版までを網羅。WEB版もある

Explorations in Typography

Explorations in Typography / Mastering the Art of Fine Typesetting

Carolina de Bartolo with Erik Spiekermann. 101 Editions. 2011

多種多様な組版例を網羅し、例ごとに使用書体を変えているというこだわりよう。組版例はErik Spiekermann氏により解説され、また組版例の仕様や使用書体も明記。標榜しているように、まさしく優れた組版の仕方を「見て学べ」るように工夫された書籍。また、専用サイトでも試すことができる。iAppまである

Typographie

Typographie

Otl Aicher. Verlag Hermann Schmidt Mainz: Originalreproduktion. 2005

Otl Aicher氏によるタイポグラフィの解説書

New Oxford Style Manual

New Oxford Style Manual

Oxford University Press. Oxford University Press: reprint edition. 2012

これは現在まだ所有していない。
いわゆる「オックスフォード・ルール」の組版ルールブックの最新版。ここ10年書名が変わったり合冊になったりでややこしいが、要は『Hart's Rules for Compositors and Readers at the University Press』(1893〜第39版まで)→『The Oxford Guide to Style』(2002)→『New Hart’s Rules: The Handbook of Style for Writers and Editor』(2005)と、『Oxford Dictionary for Writers and Editors』(1981〜2000)→『New Oxford Dictionary for Writers and Editors』(2005)を1冊にまとめた改訂第2版。詳細はOxford University Pressの日本語サイトを参照のこと

The Chicago Manual of Style

The Chicago Manual of Style

University of Chicago Press. University of Chicago Press: 16th edition. 2010

これは現在まだ所有していない。
いわゆる「シカゴ・ルール」と呼ばれる組版ルールブックの最新版。WEB版(個人で年$35)もある